新型コロナウィルスの影響で、日本全体がひっそりとし始めた4月を思い出して。
ガランとした空間のrossoには、私とスタッフの二人だけ。
この危機を乗り越える為の手段をあれこれ考える日々が始まった。
毎日ニュースを確認して音楽業界(カラオケ)が置かれている状況を見て、数か月先の見通しを自分達なりに計画する。
代表である私は、毎日、毎時間、毎分、毎秒、【決断】の連続でした。
2020年に計画していたイベントはどうするのか!
rossoの営業はどうするのか!
『響』ビューティーサロンはどうするのか!
HIBIKIヴォーカルスクールはどうするのか!
家賃は!
運動経費は!
スタッフの給料は!
私はスタッフに言った。
「このままいくと、もう、お給料もまともに払えないかもしれない。食事代と携帯代くらいしかサポートできないかも…
実家に帰ってもいいよ。」
するとスタッフが、
「何言っちゃってんの?ちゃんとニュースや国会中継をチェックして情報を集めた方がいいよ。」と、やけに冷静。
私とスタッフは真反対な性格である。
今思えば、この時から新しいミッションが始まっていたのであった。
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